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唐丹の子どもの成長を見守ります。

電話でのお問い合わせはTEL.019-697-3851

〒082-3608 岩手県紫波郡矢巾町西徳田7−7

子ども達の様子entrance

唐丹小中学校

小さな学校だからこそ、日々の困難を栄養にしながら強くなっていく唐中生。
あなた達の強さ、逞しさ、何事にもめげず突き進む勇気…誇りに思います。これからも頑張ってね!!!


いにしえの音色 〜ハソウ〜 

ハソウ寄贈に寄せて手記を書いてくださいました。ぜひお読みください。
唐丹中学校校長 金野 学先生の手記「 生きる -東日本大震災を経て、今思うこと‐」

2024年度「ハソウ寄贈」にあたって、金野 学 校長は、ハソウに「生きる」と陶刻しました去る213日、寄贈式が行われ、「生きる」のメッセージが生徒に伝えられました。「生きる」の全文と、全生徒の感想をEEC通信142号にまとめました。加賀友禅タペストリーの中で、唐丹希望基金のシンボルフラワーであるアリウムギガンチュウムに囲まれ「生きる」の文字が、ひときわ 輝いています。2021年「感謝」・2022年「つなぐ」のタペストリーは、加賀友禅作家 浅野富治男さんが、支援者の集いを記念して学校に寄贈してくださいましたが、今年度のタペストリーは、浅野氏に制作を依頼し、基金の活動費からお支払いした事を報告させていただきます。
「生きる」の原稿が、金野先生から送られ 目を通した時、自然と涙が込み上げてきた時の感情を忘れることが出来ません。東日本大震災から14年も過ぎ、あの時の悲惨さを感じない日常になった被災地 唐丹町。学校では、震災を知らない子供たちに、どのような形で伝えるべきか…に苦慮しているとの声も聞いていました。そんな中、身近な方、しかも、校長先生の口からこのような、生々しい震災経験の数々が聞けるとは思っていませんでした。驚きではありましたが、子供たちに震災を話せる方が、すぐ傍におられることに感謝が湧き、胸が震えるほど嬉しくもありました。何とかして、インパクトある伝え方をしなければ…と考えたのが、「タペストリーにその思いを託そう」と思い、浅野氏に制作を依頼しました。

「ハソウ」と「友禅 タペストリー」が耳と目を通し、子供たちの心にいつまでも働きかけてくれる事を願っています。


心の旅・鎮魂と平和のタペストリー   

「タペストリーに想いを込めて」 浅野冨治男



筒に、糊を入れ、絞り出しながら、彩色した模様を埋めていきます。
その糊が乾かないうちに、おがくずを撒いて乾かします。

唐丹希望基金が子供達に伝えたい「心の旅 鎮魂と平和のタペストリー」の制作を加賀友禅作家 浅野冨士治男さんに依頼。202310月、唐丹小学校「学習発表会」、唐丹中学校「文化祭」で初公開する事が目標。唐丹希望基金の出発から今日までの歩み、出会った人たちとの友情、震災から学んだ鎮魂と平和の心を加賀友禅で表現。絹反物1本(約15m)使用。唐丹希望基金から子供達に届ける、日本の伝統文化「友禅染のタペストリー」です。

デザイン参考写真集
陸中海岸を訪ねて
冊子販売
切り絵作品集
加賀友禅作家浅野富治男氏の作品鑑賞会
木彫り兎の販売

タペストリーを作成するに至って…

北陸中日新聞に掲載された浅野さんの記事です御覧ください

ウサギ跳躍 復興願い 金沢の友禅作家 木彫り10年超:北陸中日新聞Web (chunichi.co.jp)
【石川】震災後の日常いつまでも 岩手の学校へ 加賀友禅壁掛け:北陸中日新聞Web (chunichi.co.jp)



編集後記:
今年の1月1日を不安な気持ちで迎えました。また来るんじゃないか…それもなく最近やっと前を向き始めたような気がします。東日本大地震についても関わってきたつもりでいました。自分が実際に震災を経験してみるとそれは本当につもりだったのだということが改めてわかりました。今、ようやく周りでは解体が始まり空地だらけの土地に花が咲きはじめ、そこに人が住んでいた事すら忘れるような風景が広がっています。今もなお、道路は波打ち電柱は傾いたままですが、この風景は日常。これもあれも仕方ない。ただ日々心が潰えないようにお互い支えあうことも日常になっています。伝えたいことがたくさんたくさんありますが、今で良かったと思っています。ネガティブな文章を発信せずに済みました。そして今年度からHPはリニューアルされ、さらにグローバルな道に進んでいくことが決まりました!ワクワクする未来が皆様に訪れますようにお祈り申し上げます。
今まであたたかく見守りくださりありがとうございました。
また、石川県を代表して、義援金を送っていただいた皆様に心から感謝申し上げます

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EEC唐丹希望基金

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