募金活動と歌声運動
- EEC創立
- 1984年
- 会代表
- 高舘千枝子
- 所在地
- 〒082-3608 岩手県紫波郡矢巾町西徳田7−7
TEL 019-697-3851/FAX 019-697-3851
tchieko@cocoa.ocn.ne.jp
- 唐丹基金の歩み
- 岩手県在住の元高校教諭。北欧の文化に惹かれ,現役時代から北欧との文化交流に力を注いできた。しかし,東日本大震災に激しく心を痛め唐丹希望基金を立ち上げ唐丹小中学校の子ども達に募金を募り支援を続ける。目標は2030年。
支援金お振込み先
タカダテチエコ ゆうちょ銀行 記号:18390 番号:13087781
何卒よろしくお願い申し上げます
- 鎮魂の歌
- 岩手県公立学校退職校長会が「東日本大震災犠牲者に捧げる 鎮魂の歌」を2012年9月に発表。EECは本会のお許しを得て,この歌をできるだけ多くの人たちと歌いつなげる事を目標とし全世界の人々に呼びかけています。今,あなたのいる家庭で,職場で,学校で,クラブ活動で仲間と集い,たとえ一人ででも鎮魂の歌を歌いましょう。被災地で生活する人達,自分の町を離れ避難生活をする人達,被災者の力になろうと励む人達の復興への厳しい道を進む力が途切れませんよう,祈りを込め共に歌いませんか?
鎮魂の歌楽譜
<CD・ピアノ伴奏付楽譜問い合わせ先>
岩手県公立学校退職校長会事務局 菊池成夫
〒020-0114 岩手県盛岡市高松3-6-5 tel/fax:019-661-7916
<登録先>
tchieko@cocoa.ocn.ne.jp
ハソウプロジェクト
〜ハソウを通じて「平安の心」を贈ります〜 坂口憲一郎
ハソウは、5世紀頃、新羅から伝えられた須恵器の技法で作陶された焼き物です。古墳から出土するハソウは、しばしば博物館で見ることが出来ます。
上部がラッパ状で下部が丸く、小さな穴が開いています。何のための穴なのでしょう。考古学では、「酒器」ということになっていますが、穴に息を吹き込むと不思議な音が出ることから「笛壺」と呼ばれることもあります。ハソウは、大きさによって音程が違い、一緒に吹くと共鳴して、聞いている人たちの心に響き、安らかな気持ちが広がります。
1992年、備前焼作家 好本宗峯は、備前市佐山の山麓に窯を築き、須恵器の技法に取り組み、古代のハソウの復元に成功しました。
現在、宗峯の「平安」の心と須恵器の技法を子息の好本敦郎が受け継いでいます。古く、奈良の不退寺では、歌人、在原業平の霊を慰めるためにハソウが吹かれたと言われています。それにならって、1998年5月の業平忌に、ハソウによる供養が行われました。法要に参加した私は、ハソウを器としてだけでなく、楽器として吹いて、現代によみがえらせたいと決意しました。そして、「唐丹希望基金の象徴」として学校にハソウを贈り、コロナ収束後、生徒達と一緒に鎮魂の歌を歌える日が来ることを待ちます。
唐丹希望基金の象徴 ハソウの復元者、好本宗峯さんの原点を冊子にまとめました。
−古代 須恵器を愛した陶芸家―
−須恵器ハソウの旅路「唐丹の子供たちに届くまで」−
物語「古代の須恵器復元「ハソウの旅路」2022年版-柏ア裕之校長-
唐丹希望基金では「唐丹の思いを子供達に伝え、その心を受け継ぎながら、成長の道を歩んで欲しい」との気持ちで、ハソウに「唐丹の思いの文字」を陶刻して頂き、ハソウの寄贈を行っています。2022年ハソウ陶刻文字は、唐丹小学校 校長 柏ア裕之先生の『つなぐ』です。柏ア先生の子供達に、優しく、分かり易く、語り口調の文章は、私の心にもスッと溶け込み、安心感と同時に「この調子で進もう!」と新年度の歩みに弾みをつけて頂いた気持ちになりました。
唐丹小学校 校長
柏ア裕之先生の子供達に送るメッセージが文章になって届きました。多くの方に読んで頂きたいと思います。
2021年から2030年3月、唐丹希望基金終了まで子供たちに願う言葉を陶刻して毎年 送り続けます。故郷「唐丹の思い」を、しっかり心に刻み、世界へ羽ばたいて下さい。
ハソウ購入希望者の方へ