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お知らせ


今月のお知らせ

唐丹町災害資料集
歴史に学び語り継ぐ災害史
唐丹の歴史を語る会

会長 河東 眞澄
【巻頭言】
忘れかけた頃にやってくるもの
東日本大震災から7年、復興はようやく形になりかけてきたが、新たな課題なども生じている。また、唐丹町の22名の犠牲者は蘇ってこないし、全壊254戸、一部損壊を含めた405戸の中で、まだ仮設住宅での生活を強いられている方々もおります。人口減少は加速傾向にあり、1人暮らしや高齢化が進んでおります。社会生活に必要不可欠とされるコミュニテイーの保持、そして郷土芸能の保存

なども厳しい現実となって来ております。私達「唐丹の歴史を語る会」では、震災から2年後に、唐丹町内外の多くの方々からご支援・ご協力を得て「千年後への伝言」を出版する事が出来ました。改めて感謝を申し上げたいと思います。今回は、震災前から検証していた、明治・昭和・チリ、そして大正の大火と今回の大震災を含めた、唐丹町の災害史を一冊の本にまとめ、自然に恵まれた唐丹町で生活していくために役立てていただければと考え出版しました。
100回逃げて、100回来なくても101回目も必ず逃げて!」
当時唐丹中学校2年生の女子生徒のメッセージです。津波は再び必ず来ます。海の自然を享受して暮らす唐丹では、津波が来たら逃げることです。1人の犠牲者も出してはいけません。日常の暮らしの中に、津波に備える事が当たり前という文化を作り上げる一歩になれば幸いです。
今回も出版にあたり、資料提供などを含め、多くの方々のご協力をいただきました。特にも震災後の唐丹公民館長各位、釜石市職員任期付職員の山口政義さん。そして本会員ではあるが執筆の中心になっていただいた、釜石市職員の森一欽さん、岩手大学の熊谷誠さん、大船渡の歴史研究家の木村正継さん、ありがとうございました。
尚、本来ならば編集にあたり、記述方法・様式等細部にわたる検討及び統一が求められますが、諸般の事情から執筆者に一任して編集したことを申し添えます。
出版社をはじめご協力いただいた全ての方々に衷心より感謝を申し上げ、出版のご挨拶とさせていただきます。
平成30311

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