活 動 報 告
唐丹希望基金 坂口憲一郎  鎮魂の笛壺・ハソウを吹き鳴らそう

ハソウと共に鎮魂の歌を歌う


〜ハソウ、、、アメリカ大陸に渡る〜

ハソウを携えて、東日本大震災支援のお礼の気持ちを込めて、アメリカ・ニューヨーク州バッファローとカナダ・ナイヤガラの町を訪れた。早朝のナイヤガラ瀑布で、滝の音にまけじと吹き鳴らし、カナダのネイチャークラブの野外パーティーで、大正琴とともに音を響かせ、そして五大湖の一つ、オンタリオ湖畔では、湖面に向かい、鎮魂と平安の願いを込めて「鎮魂の歌」を歌い、ハソウを吹き鳴らした。琵琶湖の30倍の大きさのオンタリオ湖。その湖畔では、かつてフランス、イギリスなどが戦争し、多くの命が失われた歴史があり、当時の石づくりの砦が、遠くに見えていた。ハソウは、不思議な点と線で結ばれている。推理小説「点と線」で知られる作家、松本清張は、芥川賞を受賞作品「或る小倉日記伝」の中で、「ハソウ」を笛壺の名で紹介しているが、私が、ハソウをアメリカで吹くことになったのは、趣味の備前焼づくりに向かう途中、電車で隣り合わせになった人との出会いに始まったのである。人から人へ、、、、線となり、多くの出会いが生まれ、アメリカ、カナダへの旅へとなった。私の好きな言葉、「今やらねばいつできる。わしがやらねば、たれがやる」という彫刻家、平櫛田中さんのことばを大事に、ハソウの歴史を伝えたい。

ハソウプロジェクト誕生秘話
ミニハソウ「平安」について
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坂口憲一郎氏のもうひとつの活動
・・・平和の尊さを伝えるため「クワイ河に虹をかけた男」の上映会を続けたい・・・
                                          高舘千枝子

7月28日、唐丹町を訪問しました。目的は、昭和20年7月14日と8月9日の二度にわたる釜石艦砲射撃≠フ体験談がNHKラジオ深夜便で放送されることをお知らせし、釜石艦砲射撃の史実と共に、平和の尊さ≠子供たちに伝えて欲しいことをお願いするための訪問でした。唐丹中学校長 千葉伸一先生は釜石生まれの釜石育ちで、生粋の釜石っ子≠ナあることを知りました。釜石艦砲について、釜石市の取り組みを語る先生の表情から、釜石への深い「郷土愛」を感じ、外の人間である私ごときが、わざわざお願いすることではなかったと思いましたが、千葉先生の語る言葉の一つ一つに、悲しく辛い体験(戦争・津波)を何度も潜り抜けてきた、釜石市民の強い生き様を見せていただいたことに訪問の意味は大きかったと感じる事ができました。ありがとうございました。
先生とのお話が、私を「釜石市郷土資料館:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/mobile/kyoudo/」へと導いて下さいました。帰宅途中に釜石郷土資料館見学。丁度、特別企画展第2弾「目で見る・そして考える 釜石と戦争」開催中。爆弾投下当時の映像、資料が沢山展示されており、当時の、生々しい現実を伝えています。(入場無料)釜石艦砲を題材にして学習発表会で毎年、演劇発表をしている学校がある事も教えていただき、子供たちに具体的に伝えようと努力している学校の取り組みと先生たちの努力に敬意を覚えました。千田ハルさんがラジオに出演することを伝えたところ、驚きながらもとても喜こんで下さり、郷土資料館から教育委員会に報告され、何らかの形で放送の情報が釜石市民に伝えられるものと思います。年々、釜石への思いが深まるばかりです。


「クワイ河に虹をかけた男」

http://www.ksb.co.jp/kuwaigawa_movie/index.php



上映会を終えて…


笛壺・ハソウを楽しむ会代表
電車の中で堀さんと間接的に奇跡の出会いをし,堀さんと高舘さんのラジオ出演をきっかけに,ハソウ奏者として唐丹希望基金に参加協力してくださっている。死者の魂を鎮めるハソウの音色に出会えたのも奇跡のひとつ。坂口さんのあたたかい人柄が人々を支えています。