活 動 報 告
唐丹希望基金 坂口憲一郎  鎮魂の笛壺・ハソウを吹き鳴らそう

ハソウと共に鎮魂の歌を歌う


k1108ハソウは、5世紀の頃、新羅の陶工から伝えられた須恵器の技法で作陶された焼き物です。古墳から発掘されたハソウは、博物館などに展示されています。上部がラッパ状で、底辺部が丸く、丸い部分に穴があります。考古学では、酒器とされていますが、ハソウの穴に息を吹き込むと不思議な音が出ることから「笛壺」と言われることもあります。大きさによって、音が違い、合奏すると、音が共鳴して余韻が残り、聞く人の気持ちに、安らぎを感じさせてくれます。古代の人達も、火を囲み、お酒を楽しみ、吹いて良し、ポンポンと叩いて良しと、その音に、和みの気持ちをかきたてられたことでしょう。備前焼作家、好本宗峯は、25年ほど前、備前市佐山の山麓に、自ら窯を築き、須恵器の技法に取り組み、ハソウの再現に成功します。そして、かつては、ハソウを吹き、法要をしたといわれる、奈良不退寺の業平忌で、現代のハソウを吹き鳴らし、平城天皇の孫で、歌人の在原業平の霊を慰めます。父、宗峯の「平安」の心と須恵器の技術を受け継いだ好本敦郎が、ハソウの作陶に取り組んでいます。 20年前、「南都花の寺」とも呼ばれる奈良不退寺の業平忌法要に、ハソウの合奏に参加させていただいた一人として、備前焼作家、好本宗峯の「平安」の心が、ハソウとともに、次の世代に受け継がれることを願っています。

ハソウプロジェクト誕生秘話


坂口憲一郎氏のもうひとつの活動
・・・平和の尊さを伝えるため「クワイ河に虹をかけた男」の上映会を続けたい・・・
                                          高舘千枝子


坂口氏のもう一つの活動の中に平和の尊さをより具体的に伝えるという活動があります。
今後の3年でEECが子供たちへ伝えたい思いは「平和の尊さ」です。世界中に紛争が絶
えない現代、北朝鮮問題で日本の平和も怪しい現代・・・終戦から72年、私自身も今の
平和が当たり前すぎて、つい先ごろまで日本も戦争をして多くの国々を苦しめていたこと
に驚きました。それは「クワイ河・・・」上映会を企画し、アンケートの形で多くの人々の声
を聞いたから、私の無知が分かったのです。これからの子ども達に伝える事、それは
「平和を創り出す人であれ」です。そのことを少しでも分かってもらうための「クワイ河・・・」
映画鑑賞をこれから続けていきたいと思っています。多くの人が目にしやすい工夫をして、
唐丹基金と高舘・坂口さんの思いを知って貰うため、今後もこの活動を同時におこなって
いきたいと思っております。

「クワイ河に虹をかけた男」

http://www.ksb.co.jp/kuwaigawa_movie/index.php



上映会を終えて…


笛壺・ハソウを楽しむ会代表
電車の中で堀さんと間接的に奇跡の出会いをし,堀さんと高舘さんのラジオ出演をきっかけに,ハソウ奏者として唐丹希望基金に参加協力してくださっている。死者の魂を鎮めるハソウの音色に出会えたのも奇跡のひとつ。坂口さんのあたたかい人柄が人々を支えています。