活 動 報 告
唐丹希望基金 坂口憲一郎  鎮魂の笛壺・ハソウを吹き鳴らそう

ハソウと共に鎮魂の歌を歌う


〜ハソウを通じて「平安の心」を贈ります〜

ハソウは、5世紀中頃、新羅から伝えられた須恵器の技法で作陶された焼き物です。

古墳から出土するハソウは、しばしば博物館で見ることが出来ます。上部がラッパ状で下部が丸く、そこに小さな穴が開いています。何のための穴なのでしょう。学者の間でもいろいろ論争がありました。今では、「酒器」ということになっていますが、この穴に息を吹き込むと不思議な音が出ることから「笛壺」と呼ばれることもあります。ハソウは、大きさによって音程が違い、一緒に吹くと共鳴して、聞いている人たちの心にも共鳴して、安らかな気持ちが広がります。それが人々の心に響くのです。25年前、備前焼の作家好本宗峯は、備前市佐山の山麓に窯を開き、須恵器の技法に取り組み、古代のハソウの復元に成功しました。現在、宗峯さんの「平安」の心と須恵器の技術を、息子の好本敦郎が受け継いでいます。

平安時代には、奈良の不退寺で、歌人在原業平の霊を慰めるためにハソウが吹かれたと言われています。20年ほど前にはそれにならって、業平忌に、ハソウによる供養が行われました。法要に参加した私は、ハソウを陶器としてだけでなく、楽器として吹いて現代によみがえらせなければならないと決意しました。
―唐丹中学校卒業生の皆さんへ―


★悲しいとき、ハソウを吹いてください。多くの人々が悲しみを乗り越え、そして、あなたがここに存在することを感じ、元気が出るでしょう。

★うれしいとき、ハソウを吹いてください。喜びが大きくなり、更に前へ進む気持ちが湧きあがるでしょう。

★ハソウに花を活けてください。あなたの部屋が、清らかさで満ちるでしょう。

★ハソウを友とし、元気に生きてください。

あなたの未来はきっと明るく幸せなものになるでしょう。

☆ハソウの誕生と吹き方
◆ハソウの誕生と吹き方 1/4 - 制作風景 1/3  https://www.youtube.com/watch?v=D4RaABxqxq4

◆ハソウの誕生と吹き方 2/4 - 制作風景 2/3  https://www.youtube.com/watch?v=1Ay3M89P1bY

◆ハソウの誕生と吹き方 3/4 - 制作風景 3/3  https://www.youtube.com/watch?v=ekQpaOkZtRY

◆ハソウの誕生と吹き方 4/4 - 吹き方     https://www.youtube.com/watch?v=fMvjNowhXyI

ハソウプロジェクト誕生秘話
ミニハソウ「平安」について
ミニハソウ購入希望の方へ

坂口憲一郎氏のもうひとつの活動
・・・平和の尊さを伝えるため「クワイ河に虹をかけた男」の上映会を続けたい・・・
                                          高舘千枝子

7月28日、唐丹町を訪問しました。目的は、昭和20年7月14日と8月9日の二度にわたる釜石艦砲射撃≠フ体験談がNHKラジオ深夜便で放送されることをお知らせし、釜石艦砲射撃の史実と共に、平和の尊さ≠子供たちに伝えて欲しいことをお願いするための訪問でした。唐丹中学校長 千葉伸一先生は釜石生まれの釜石育ちで、生粋の釜石っ子≠ナあることを知りました。釜石艦砲について、釜石市の取り組みを語る先生の表情から、釜石への深い「郷土愛」を感じ、外の人間である私ごときが、わざわざお願いすることではなかったと思いましたが、千葉先生の語る言葉の一つ一つに、悲しく辛い体験(戦争・津波)を何度も潜り抜けてきた、釜石市民の強い生き様を見せていただいたことに訪問の意味は大きかったと感じる事ができました。ありがとうございました。
先生とのお話が、私を「釜石市郷土資料館:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/mobile/kyoudo/」へと導いて下さいました。帰宅途中に釜石郷土資料館見学。丁度、特別企画展第2弾「目で見る・そして考える 釜石と戦争」開催中。爆弾投下当時の映像、資料が沢山展示されており、当時の、生々しい現実を伝えています。(入場無料)釜石艦砲を題材にして学習発表会で毎年、演劇発表をしている学校がある事も教えていただき、子供たちに具体的に伝えようと努力している学校の取り組みと先生たちの努力に敬意を覚えました。千田ハルさんがラジオに出演することを伝えたところ、驚きながらもとても喜こんで下さり、郷土資料館から教育委員会に報告され、何らかの形で放送の情報が釜石市民に伝えられるものと思います。年々、釜石への思いが深まるばかりです。

「捕虜たちの声に耳傾けて」

― 寄せられたの数々 ―


「クワイ河に虹をかけた男」

http://www.ksb.co.jp/kuwaigawa_movie/index.php



上映会を終えて…


笛壺・ハソウを愛する会代表
電車の中で堀さんと間接的に奇跡の出会いをし,堀さんと高舘さんのラジオ出演をきっかけに,ハソウ奏者として唐丹希望基金に参加協力してくださっている。死者の魂を鎮めるハソウの音色に出会えたのも奇跡のひとつ。坂口さんのあたたかい人柄が人々を支えています。